NS2は、既存のプロトコルや自ら開発したプロトコルをシミュレートできるソフトウェア。今回は研究のためNS2を利用する可能性が出てきたため、インストールの手順をメモします。
今回は手軽(?)利用できるようにするため、WIndowsXP + Cygwin環境上にNS2をインストールすることにします。前提として以下の作業を完了している必要があります。
1. NS2のインストール
Cygwinを立ち上げて、以下のコマンドを入力しソースファイルをインターネットから取得します。
$ wget http://www.isi.edu/nsnam/dist/ns-allinone-2.30.tar.gz
次に、ダウンロードしたファイルを展開します。
$ tar zxvf ns-allinone-2.30.tar.gz
展開したディレクトリに移動します。
$ cd ns-allinone-2.30
インストールスクリプトを実行します。必要なパッケージがインストールされているかどうか確認してからインストールを自動で行ってくれます
$ ./install
2. 環境変数の設定
環境変数を追加するため、ユーザのホームディレクトリ(/home/○○)の.bashrcというファイルに以下を追記します。
export PATH=/home/○○/ns-allinone-2.30/bin:$PATH export LD_LIBRARY_PATH=/home/○○/ns-allinone-2.30/otcl-1.12:/home/○○/ns-allinone-2.30/lib:$LD_LIBRARY_PATH export TCL_LIBRARY=/home/○○/ns-allinone-2.30/tcl8.4.13/library
2. 動作確認
動作確認を行います。以下のコマンドを実行し、X Serverを起動します。初回起動時はWIndowsファイアフォールのプロンプトが出ますが「ブロックを解除する」を選択してください。以下同じです。
$ startx
するとターミナルが表示されるので、以下のコマンドを実行します。
$ ns ns-allinone-2.30/ns-2.30/tcl/ex/simple.tcl
コマンドを実行した結果、次のようなウィンドウが表示されたら成功です!再生ボタンを押してしばらくすると(結構何もない時間が長いからあせる・・・)パケットの動きがアニメーションで表示されます。右上の「つまみ」のようなものでシミュレーションの速度も調整できます。動いてちょっと感動・・・

以上でインストール完了です。さて、バリバリ使うぞーー!
- CygwinをWindowsXPにインストール
- Mac OS X(Leopard)にns2をインストール
- dvioutをWindowsXPにインストール
- GSViewをWindowsXPにインストール
- Ghostscript(日本語版)をWindowsXPにインストール
